1億総カメラ時代のカメラの意味

上を見ればきりがないですが、iPhoneのカメラの画素数は、1000万画素を超えます。

売れ筋の一眼レフなんかだと、20000万画素を超えますが、1000万画素の写真で、画質が荒いとか、発色が悪いとか、気が付く人の方が、私はものすごい才能だと思います。

最近、テレビの報道番組などでも、一般人がiPhoneのカメラで撮った写真や動画が平然と放送されてますね。それでも、何が映っているか解らないという人は少なく、裁判の証拠でもあるかのように、多くの人が納得しています。

ということは、すべての日本人が、情報の発信者であり、犯罪の証拠をつかむ警察官であり、決定的瞬間を捉える報道記者だということになります。

つまり、今、警察が、あちこちに監視カメラを付けて、国民を監視しようとしている、これは問題だ、という話が聞こえてきますが、その前に、ほとんどの国民が「高性能カメラ」を手にしてしまい、インターネットで情報発信し放題なのですから、今の世界は、国民が国民を監視している時代だと言えるでしょう。

ということは、情報発信の仕方を間違えると、個人のプライバシーがオモチャにされ、ないことが、あったかのように騒がれ、一旦、発信された情報は無限にコピーされ続け、消えることがなく、人間関係の信頼が作れない、という世の中になるかもしれません。

人間の世の中、「進歩」や「変化」は避けられません。

人間は、世の中に順応していかなければ、生きていけません。

高性能カメラも仕方ない、ネット社会も仕方ない、今のマスコミも仕方ない。

だけど、どこかで「人間の良心」や「善悪の区別」とか「やりすぎないこと」とか、世界中で考え直さないと、地球が滅びる前に、人間が滅びると思います。